あらすじ
子どもができなければ離縁する。
そう言いだしたオルガに、夫のノインは静かに問いかける。
「もし、できない理由が俺のほうにあったら?」
妻として失格ではないか。
自分のことが嫌いになりかけていたオルガの価値観は、少しずつ揺らぎ始める。
そんな中、ノインに連れられて訪れたのは、女性客ばかりの菓子店。
見たこともない甘い菓子と、初めて飲む甘いミルクティー。
食べ方すらわからないオルガに、ノインは当然のように甘やかしを開始する。
これは、特別ではない少女が、ただ一人の騎士に特別扱いをされながら、少しずつ幸せへ近づいていく物語。