あらすじ

継母と姉たちにこき使われる、心やさしいシンデレラ。 魔女の力で舞踏会へ向かった彼女は、縁談から逃げてきた王子と出会う。 ケーキを分け合い、手を取り合って踊る、夢のようなひととき。 ――十二時の鐘が鳴るまでは、いつものおとぎ話だった。 「ガラスの靴は落ちていなかったか?」 「ございません」 靴は落ちていない。名前も知らない。 それでも彼女は、とんでもない手がかりを残していた。 もう一度会いたい王子。 頭を抱える大臣。 そして、なぜか修理代を数えるシンデレラ。 恋と勘違いがすれ違う、王国始まって以来の花嫁捜し。 魔女の仕事は完璧だった。完璧すぎたのが、問題だった。

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小説を読もう2026/09/19
  • 現在の作品ガラスの靴は落ちなかった