あらすじ
「人類の楽園? いいえ、ここは私たちの『特上バイキング会場』よ」
西暦5212年、地球。
男たちだけの平和な楽園(ディストピア)で暮らすルカは、人口子宮から生まれ、DNA操作で旧時代の3倍の肉体性能を持つ「強化人類」の高校生。……とはいえ、争いのない世界でのその力は、せいぜい放課後の部活で役に立つ程度の退屈な日常だった。
あの日、空が割れて「彼女たち」が舞い降りるまでは。
三千年前に宇宙へ追放され、独自の遺伝子改変によって何でも喰らう“捕食者”へと変化を遂げた女子軍団。
ピタッとしたコンバットスーツに身を包んだ可憐な容姿とは裏腹に、彼女たちは鉄骨を噛み砕き、銃弾を咀嚼し、圧倒的な怪力と顎で男たちを文字通り「喰らい尽くし」にやってきた!
「逃げられるものなら、逃げてみなさい」
絶望の初陣。撃ち込んだ実体弾すら「バリバリとおやつ代わりに喰われる」絶望の戦場で、ルカと義兄のシオンは命を懸けた脱出劇を開始する。
やがて男たちは独自開発の「外骨格強化スーツ」を纏い、超パワーの肉弾戦で喰らう者たちへ泥臭く抗い始めるが――!?
最高峰の捕食者《十人の食人姫》が猛威を振るう中、なぜか「人間を食べない」美しき将校・リリアとの出会いが、三千年前の『隠された悲劇の真相』を解き明かしていく!
愛おしい日常が、肉と血の狂宴に変わる。
圧倒的絶望とド派手な超性能肉弾アクションが交錯する、怒涛のSFサバイバルファンタジー!