あらすじ
起きたら知らない部屋にいた
そして目の前にいたのは宇宙人。
「われわれが欲しいのは、あなたの記憶です」
どうやら宇宙人は、地球人の文化を研究するために私の記憶を集めたいらしい。
ところが、その方法はまさかの「紙に書く」。
三年前の今日、何を食べた?
十年前の今日、何をしていた?
そんな昔のこと、覚えているわけがない。
それでも宇宙人は「全部書くまで帰せない」と言う。
仕方ないから記憶を想像することにした。
どうせ宇宙人には、本当かどうかわからない…はず。
ちょっと適当な地球人と、妙に生真面目な宇宙人による、記憶をめぐるSFコメディ・ショートショート。