あらすじ
1185年、壇ノ浦の海底に消えたはずの平家一門。だが彼らは死んではいなかった。 密かに生き延びた平清盛のひ孫・平景明(たいらの かげあき)は、八十年間にわたり対馬の孤島で「潮汐術」と「復讐」を練り上げていた。
時は1274年、文永の役。元(蒙古)の軍勢が迫る中、景明は怪しく輝く「三種の神器」を手に自らクビライ・ハーンの元へ乗り込む。
「台風を避ける航路と九州の治権を渡せ。さすれば鎌倉の首を届けてやる」
蒙古の圧倒的な火器・鉄砲を巧みに手綱取り、博多、熊本、鹿児島をまたたく間に制圧。元軍を利用して源氏の鎌倉幕府を追い詰める景明だったが、やがて大都の覇者クビライも景明の異才に恐れを抱き始め——。
鎌倉幕府軍 vs 蒙古軍 vs 隠れ平家。 歴史の陰で狂乱の嵐を巻き起こす、極上の歴史IF謀略ファンタジー!