あらすじ

八年かけて育てた街が、破産した。 人口十八万四千三百二十一人。財政ゼロクレジット。 市庁舎前の広場には市民が押し寄せ、画面の外では三十二歳の会社員がカップ麺をすすっていた。 やり直せばいい。六か月前のセーブデータがある。 ところがゲームが固まった。電源を落とした。 そして真っ暗になったはずのモニターに、白い文字が浮かんだ。 【都市を放棄しますか?】 冗談のつもりで NO を押した。 気がつくと、黒瀬悠真はアルカディア市庁舎の市長執務室で目を覚ましていた。 窓の外には、十八万四千三百二十一人の「本物の」市民がいた。 ゲームでは街を作った。 ここでは、人の生活を作らなければならない。 ※チート級の建設メニューはありません。与えられるのは情報と限られた権限だけです。 ※月・水・金更新予定です。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/18
  • 現在の作品ゲームの中で破綻した都市の市長になった