あらすじ

飢餓に苦しむ、切り離された田舎の村。 一人、また一人と村人は倒れてゆく。次は誰が死ぬかと体を震わせる日々。 そんな中、何処から噂を聞きつけたのか。近くの山に住む“ヒトガタ”と呼ばれる化け物が交渉を持ちかけてきた。 「村の長の娘を私に差し出せば、私が消えるまで村の豊作を約束してやろう」と。 こうして、村長の長女である古橋純子(ふるはしすみこ)は“ヒトガタ”のもとへ行くこととなる。 が―― 「其方、長の娘では無いな」 *** 其の山には、忘れ神が居た。 私たちが皆忘れてしまった。 もう戻れないのだ。 異形の姿と成したその神は、人々から恐れられるようになった。 何年も。 何十年も。 何百年も。 いつしか神で有ることさえも知る人は減ってゆき、人の認識により完全なる“化け物”へと変わっていった。 ――これは生贄になれないはずの生贄と、神にはもう戻れない化け物の物語。 ※気まぐれ執筆です。暇なときに更新するので、記憶に残しておいて頂きたく存じます。

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カクヨム
カクヨム2026/09/18
  • 現在の作品異形の忘れ神と生贄花嫁