あらすじ
【脚本形式・短編です】
20 年前に魔王を倒し、世界を救った勇者ゼノーは、魔王から「何かを殺すと年齢が退行する呪い」を受けた。
呪いを解く方法を探しながら戦い続けた結果、彼の姿はついに 3 歳児まで幼児化。
甲冑に身を包み、正体を隠して旅をしていた。
ある日、ゼノーはドラゴンに襲われる子供を救う。
助けられた村娘・セリィナは、「伝説のかっこいい勇者様」と一方的に彼に憧れており、弟子入りを志願する。
しかし、ちょっとした事故でゼノーの鎧の中身を目撃し、あまりの衝撃に絶望してしまう。
その時、討伐したはずのドラゴンが突如として蘇る。
ゼノーは再び戦うが、何度致命傷を与えても復活を繰り返し、そのたびに自身の呪いが進行してしまう。
村人たちは、セリィナが死霊術師の娘であることを理由に「彼女がドラゴンを蘇らせたのでは?」と疑い始め、
さらにゼノーまでも「偽勇者なのでは」と非難する。
身勝手さに反発したセリィナはゼノーを助けに向かう。
彼女の「魂を視る能力」によって、呪いで奪われたゼノーの命をドラゴンが吸収して復活していることが判明。
そして、ドラゴンの正体は魔王の魂の器であることが明らかになる。