あらすじ
僕の名前は秋山空大。
何処にでもいる普遍的なオタク男子だ。
アニメに漫画、ソシャゲにプラモデル。
そしてVチューバーの配信が僕の生き甲斐!
なかでも推しVチューバーの甘テラ華王朱(あまてらかおす)の配信を見るのが僕の一番の楽しみだ。
推しは駆け出しで人気は…ぶっちゃけ無いけどそこが良いのだ。
何てゆーか彼女の事を知ってるのは僕だけ的な没入感に浸れるから!
さてそんな僕だけど学校では解りやすい陰キャ道をひた走っている。
友達は片手で数える程度しかいないし成績も中の下。
クラスメイトと話すのも苦手だ。
何より女子が苦手だ。
中でも苦手なのがクラスの一軍女子の天寺詩歩さん。
孤高の一匹狼器質の美少女ギャル。
つり目で怖いし無口で怖い。
滅茶苦茶美人なんだけど基本的にいつも一人。
誰とも必要以上に仲良くしたがらないせいでいつも一人。
しかしそんな彼女の姿が傍目には美しく輝いて見えるのかその人気は留まる事を知らない。
だから一定数彼女に話し掛ける奴が現れるんだけど…
「は?……何?」
とっ完全塩対応。
彼女の鉄壁の精神防壁は常に完璧なのだ!
しかしある日…僕は彼女の大きな…とても大きな秘密を知ってしまう…。
知りたくなかった…本っ当に知りたく無かった秘密を!
僕の推しVチューバー甘テラ華王朱の中の人が天寺さんだと言う事実を!
そして彼女は言う。
「アンタ今日からアイディア係兼アドバイス係ね?あ〜でも指示厨したらコロすから」
僕の推しはこんなんじゃない!
僕の推しを返して〜!