あらすじ
「お前を人質として、敵国へ差し出す」
ガルダニアの王太子・アルスは、後宮の権力闘争と父王の謀略によって、敵国サナリアへと「人質」として追放される。
それは、敵国で殺されれば開戦の大義名分となり、生かされたとしても怨嗟のはけ口として踏み潰される、どちらに転んでも父王にとっては都合の良い「捨て駒」にすぎなかった。
到着早々、兵士たちから容赦ない暴力と屈辱を浴びせられ、薄汚れた馬小屋に放り込まれるアルス。
だが、母を毒殺されて以来、牙を隠し耐え忍んできた彼の瞳の奥で、静かに復讐の炎が燃え盛っていた。
――私は、いつか必ず全てを奪い返す。
絶望の底に落とされた王太子が、知略と執念で敵国と冷酷な父王をねじ伏せていく。
徹底的な逆境から這い上がる、王道ダークファンタジー&下剋上戦記、開幕!
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