あらすじ
高校時代から好きだった京介と結婚した沙耶。
彼の妹・真由は、何でも話せる大切な親友だった。
好きな人の妻になり、親友とは家族になる。そんな幸せが続くと信じていた。
けれど、夫の実家に泊まった夜。
隣の布団から消えた京介を捜し、沙耶は二階へ上がる。
そこで見たのは、夫と、彼の実の妹・真由の裏切りだった。
「夢を見たんじゃないか。妹だぞ」
「ひどい。親友だと思ってたのに」
事実を否定する夫。謝りに来たはずなのに、沙耶を責める親友。
二人を信じてきた年月まで壊されながら、沙耶は自分の見たものを、自分の気持ちを、もうなかったことにはしないと決める。
許しを待つだけの夫に、妻が選んだ答えとは。
裏切られた女性の決断と、その先の再出発を描く「夫たちの処刑日シリーズ」。