あらすじ
中学三年の時、八人部屋の二段ベッド、俺は上段だった。
消灯後、ベッドの下から「パン、パン、パン」という音が聞こえた。
開脚跳びのリズムで、一晩中止まらない。
ルームメイトは誰も聞こえていないと言った。
後になって、ある友達が教えてくれた——
もし下にいる何かが跳んでいるなら、上に上がってくる必要はない。
下で一回跳ぶだけで、上段に寝ている俺が見える。
跳んで、見る。跳んで、見る。
下段に移ってから、音は止まった。
でも夜中に目が覚めると、首の後ろが冷たい。
何かが腰を曲げて、俺の後ろに立っているみたいに。
しかも、そいつの頭の中で、あの塊がまだ揺れている。