あらすじ

声が出せない精霊術師の少女、リリー。 ある夜、彼女は不思議な夢を見る。 白い雲のような地面と、どこまでも続く赤い花の道。 その先で待っていたのは、緑色の髪とエメラルドの瞳を持つ、美しく不思議な女性だった。 彼女の名は イズーナ。 懐かしさと神々しさを併せ持つイズーナとの出会いをきっかけに、リリーは少しずつ世界の隠された真実へと触れていく。 精霊は、神から遣わされた存在ではない。 五人の精霊は、かつて魔王によって生み出された魔族だった。 そして現在、彼女たちは封印され、苦しみ続けているという。 自分がこれまで精霊術師として使ってきた力が、その封印された魔族から奪い取ったものだと知ったリリーは、自らの行いに罪悪感を抱く。 そんな彼女に、イズーナは一つの願いを告げる。 「少しばかり、お身体を拝借させていただけませんこと?」 それは、かつてグラッドから警告された「魔物落ち」と関係しているのか。 そして、イズーナが「主様」と呼ぶ存在。 その名は アスター。 夢と現実を行き来する中で、リリーは世界の真実と仲間たちの秘密に近づいていく。 やがてリリーは、イズーナを信じることを決める。 「少しだけなら…身体を貸してもいいよね」 その選択が、リリーの運命を大きく動かしていく。 「…おいしい」

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小説を読もう2026/09/18
  • 現在の作品『私と不思議な夢物語』