あらすじ
風紀委員のフィオナと、王立学園のカフェテラスでお茶をしていた時のこと。
「僕ほどの高スペック男子と婚約できるかもしれないなんて、君はなんて幸運なんだ!」
隣の席で、縁談相手の令嬢を前に自慢話を延々と続ける法学首席の男子生徒。
「確かに高スペックですけど、言動がちょっと……」
そう漏らすフィオナの言葉に、風紀委員長のリディアは静かに紙とペンを取り出した。
――学歴ひとつで他の欠陥をすべて帳消しにできるほど、結婚は甘くありませんわ。
容赦のない『スペック表』で市場価値を突きつけ、ついでに騎士団で叩き直す学園ラブコメディ。
※西洋風ファンタジーの世界観ですが、作中で「スペック」という言葉を使用しています。苦手な方はご注意ください。