あらすじ

享保十一年・徳川吉宗公が進める「享保の改革」の頃。目安箱の開封が執り行われていた。 『恐れながら、公儀へ直に訴え奉る。日本橋室町に店を構える金主、両替商・美濃屋。その主たる美登良、近頃の様子、おかしきこと限りなし。ここ数月の間、住み込みの丁稚、女中らが夜な夜な姿を消し、戻る者一人としてなし。されど主の美登良は「暇を出して実家へ帰した」と言い張るのみ。されど、去ったはずの奉公人の実家に訊ねれど、誰も戻ってはおりませぬ。夜更け、美濃屋の奥座敷より、ちち、ちちと、聞いたこともなき不気味な虫の鳴くような、あるいは細き糸を繰るような音が響く。あれは人にあらず。美濃屋はすでに、世の理を外れた化け物の巣窟にございます。何卒、隠密裏にお調べくだされ――』 そして、時代は巡り明治から第二次世界大戦後の復興にわく大浪へと舞台は変わる。  時空の亀裂より幻夢境(ドリームランド)よりあらわれる巨大なレンの蜘蛛やムーンビースト。空から飛来するレンの商人のガレイ船、立ち向かうジェットエンジンを搭載した震電改。  リンゼイ・チコウスキーことムーンライト仮面は、アカシックレコードの手によりブラックインフェルノとなり炎の力を得て戦う。ハイパーポリアからのツァトゥグアと巨人による援護。  街は怪獣総進撃のような騒然とした状態。1952年の大浪に繰り広げられる、ひと夏の大パニック。走るツェンダップ、吠えるケッテンクラート!

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カクヨム
カクヨム2026/09/18
  • 現在の作品26巻:リンゼイ・チコウスキーの事件簿 その二十四・『人形使い』