あらすじ

前世で七北星占に利用され、魔法生物モノアを兵器として扱った末、一国を滅ぼしてしまった少女セレスティア。 転生した今世では、もう二度と誰も兵器にしない。 そう決めていた彼女の前に、七北星占の施設から逃げてきた傷だらけのモノア――ルーミが現れる。 首輪の痕。 魔力を抜かれた傷。 それは、セレスが前世で見たものと同じだった。 「……ふざけんじゃないですわよ」 七北星占が、今世でもモノアを利用している。 だが前世の知識を持っていることは、誰にも明かせない。 しかも王城の近くには、敵へ情報を流している何者かまで潜んでいるらしい。 そこでセレスが選んだのは――説明しないことだった。 「その花瓶、三歩右へ」 「城壁沿いにテラの寝床を作りなさいませ」 「噴水を全部つなぎますわ!」 周囲から見れば、ただのわがまま令嬢。 しかし彼女の無茶な命令は、 水を好むアクア、 空を飛ぶスカイ、 土に潜るテラ、 そしてモノア同士を共鳴させるルーミの力をつなぎ、 王城そのものを巨大な防衛網へ変えていく。 しかも本人が説明しないせいで、周囲は勝手に深読み。 「姫様は、最初からすべてお見通しだったのか……!」 「違いますわよ! どこをどうすりゃそうなるでございますの!」 怖がられていたわがまま令嬢と、 食べて、眠って、怒って、懐く小さなモノアたち。 これは、前世で命を駒にした少女が、 今度こそ一匹ずつ名前を呼び、 仲間とともに七北星占へ立ち向かう物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/18
  • 現在の作品前世で命を兵器にしたわがまま令嬢、今世は気まぐれに城を改造したら鉄壁の防衛網が完成してしまったようです ~「すべてお見通しですか!」いや、ただの模様替えですわ!~