あらすじ
【完結まで毎日12時投稿!】
俺、牙神・源一郎(本名)はどこに出しても恥ずかしくない……インチキ占い師である。
ガキの頃から霊感があり、『幽霊』が見えた俺は……その技能を活かして『よく当たる占い師』として関西某所で『牙神堂』を営んでいる。
俺には占いの才能も、霊能者としての才能もない。
ただ、客に憑いている霊が見えるだけで、祓ったりはできない。
話しの通じる霊とだけ話して客の内情を探り、後出しジャンケンで悩みを解決。
ヤバいのがいた場合は、『対処』してお帰り願う。
そうやって稼ぎ過ぎず、貧乏もしない……そんな価格帯でひっそりと生きている。
そんな俺には秘書兼、妻である『サヤコサン』がいる。
身長2メートルを超える、白い肌と濡れ光る黒髪が素敵な人外の女性……恐らく『祟り神』の一種だろう。
ひょんなことから知り合い、即日求婚してオッケーを貰った俺の素敵なパートナーだ。
彼女の力は凄い、凄すぎる。
なんせ推定祟り神だからな、そこらへんの悪霊なんか小指で粉々だ。
ほんと、俺にはもったいない女性だよ……
そこそこ商売をしながら、俺は今日も今日とてサヤコサンと事務所でイチャコラするのだ。
ウチの祟り神は俺のことが好きすぎて困るけど、困らない!!
……は? 拝み屋? 霊能者?
ほっといてください! 俺は幸せですので! 洗脳とか魅入られたとかそういんじゃありませんので!!
消えろ! 彼女に呪われる前に!!
……え? 因習村? 怪異? 邪神?
そんなもん素敵なサヤコサンがビンタで粉々よ!!
かかってこいや! 呪われた土地なんか更地にしてくれるわい!!