あらすじ
時は現代。
日本は物の怪と呼ばれる怪物が人々を襲ってくる恐怖に苛まれる中、古くから続く五つの名門家と政府との二人三脚によって守られ、成り立っている。
”機械の樹森家”、”護衛の美月家”、”政治の若園家”、”情報の門倉家”。それから、名門家たちの頂点に立ち、「神力」という力を使い、代々物の怪から国を守る任を務めてきた”国防の天神家”この五つの名門家は通称「五大名門家」と呼ばれ、人々から憧れの意を向けられる存在である。
そんな天神家の一人娘であり次期当主の天神優(あまかみ ゆう)は、これまで決まっていなかった婚約者の席を父親の慎吾に勝手に決められ、急遽お見合いをすることに。
乗り気でないお見合いの席で顔を合わせたのは、歳も違う、趣味も何もプライベートなことはほとんど知らない、本来ならばこの場に来ないはずの人物であった。
少々の話し合いの末婚約関係を渋々結んだ二人は、早速婚約者としての活動を開始することに。婚約したことにもなれぬまま国のための事業まで任されることとなり、日々努力を重ねることとなった——。
これは、国を守るため奮闘する二人と仲間の、成長の物語。