あらすじ

「元奥様として、いちばん前で祝福してくださるとうれしいです」 結婚して三年。 オティーリエに届いたのは、夫の愛人からの結婚式の招待状だった。 花婿の欄には、今朝も同じ食卓についた夫の名前がある。 まだ、離婚すらしていないのに。 夫は愛人との再婚を決め、オティーリエには別邸で暮らすよう言い渡す。 新しい妻を迎えたあとも、これまでどおり自分を世話し、愛し続けてくれる――そう信じて疑わない。 そのうえ寺院には、彼女が書いた覚えのない署名入りの書面まで提出されていた。 事情を確かめようと訪ねたのは、招待状に証人として名を載せられたルーファス公爵。 四年前、一緒に笑ったことを覚えていた彼は、少し口が悪くて、思いがけないほど優しい人だった。 「別れたあと、君を食事に誘いたい」 夫の前では飲み込んでいた言葉も、この人には言える。 子どもみたいに笑えば、隣で一緒に笑ってくれる。 そんな彼に心が揺れる一方で、オティーリエは愛人への返事を書く。 「ご招待をお受けします」 ただし、祝福するとは申し上げておりません。 わたくしはまだ、花婿の妻なのですから。 裏切った夫と愛人には、皆の前で決着を。 これからの人生には、自分で選んだ恋を。 一通の招待状から始まる、痛快なざまぁと、くすっと笑えてときめく恋。 結婚後までたっぷり甘い、大人の溺愛ラブストーリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/17
  • 現在の作品夫の愛人から結婚式の招待状が届きました――花婿は、わたくしの旦那様です