あらすじ

「向こうにも、お前と同じくらいの年の孫がいる。仲良くしてやってくれ」  祖父が再婚することになった。  相手の孫とも仲良くしてほしい。それくらいならと、俺は気軽に引き受けた。 「任せとけ、そのくらい」  ところが、挨拶に訪れた屋敷で待っていたのは、大学で冷淡無慈悲と噂の財閥令嬢――鷹宮怜奈だった。  誰もが目を引かれる美貌と、誰も近づけない距離感。  同じ大学に通っていても、俺には一生縁のない相手だと思っていた。  じいちゃん。そのくらいじゃねえよ。  すっかり仲良しな祖父たちに見守られ、始まったぎこちない付き合い。  けれど、祖母の冗談に慌てたり、誰かのために少し頑固になったり。近くで見る彼女は、噂とは少し違っていた。  そんな彼女に、ある日、何気ない思いつきを話した。  小さな菓子屋の、ちょっとした売り方の話。そのつもりだったのに。  彼女が本気で動き出した結果、俺の思いつきは店を飛び出し、ひとつのブランドになり、俺自身の名前まで広まっていく。  いや、仲良くしろとは頼まれたけど、ここまで話を大きくする予定はなかったんだが?  事業の話はどんどん進むのに、彼女を食事に誘う一言は、なかなか出てこない。  祖父の無茶ぶりから始まる、庶民と冷酷令嬢の、ゆっくり距離が近づく成長ラブコメ。

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カクヨム
カクヨム2026/09/17
  • 現在の作品家柄目当ての男を嫌う財閥令嬢に、家柄より頑張りを褒める庶民の俺が気に入られ、財閥パワーで人生を変えられそうです 〜思いつきを話すたび、新事業が始まるんですが〜