あらすじ
「おかわり。あ、味噌汁も」
「……お前、昨日好きな男に振られたばっかりだよな?」
俺が転生したのは、大好きなラブコメ漫画の―――
『嘘告してきた学校一可愛い『メインヒロイン』は、ほんとは俺のことが好きらしい』
の世界だった。
学校一の美少女・水ヶ澄依乃が、主人公の詩渡里湊に本気で告白するも、嘘告だと勘違いされて振られてしまう。
それでも依乃は健気にアプローチを続け、やがて二人は結ばれる。
俺はそんな物語を見守る、本編に登場すらしないただのモブ―――葉遊一暇。
……のはずだった。
「明日もここに来るから」
「なんで?」
「ご飯食べる」
なぜかメインヒロインが、俺の家に入り浸り始めた。
しかも―――
「ねぇ、一暇くん。明日の朝食は目玉焼きがいいなぁ」
待て。
お前、ちゃんと原作主人公とくっつくんだよな?