あらすじ
日本という国には、妖怪がいる。
幽霊も、神様も、妖怪も。
現代の日本では、それらは決して珍しい存在ではない。
人間と同じように暮らし、働き、時には人間社会の中で事件を起こす。
そんな超常的な事件を専門に扱う国家機関
超常事象対策局、通称「超事局」。
その中でも、神霊、妖怪や悪霊など、特に厄介な怪異事件を担当する部署があった。
超事部第一課『怪異室』
ある日、特殊な能力を見込まれた新人職員・佐伯透は、なぜか入局早々この怪異室へ配属されることになる。
そこで彼を待っていたのは、義手の女室長、胡散臭い陰陽師、妖艶な女幽霊の式神、無表情な幽霊の侍女、刀一本で何でも斬る男、そして人間よりも人間臭い妖怪たち。
「……ここ、本当に役所ですよね?」
「役所ですよ」
妖怪がいても、神様がいても、仕事は仕事。
今日もどこかで事件が起きる。
今日も怪異室の職員たちは、それを片付ける。
これは、そんな彼らの少し奇妙で、どこか騒がしい日常の物語。