あらすじ
「あなたの母親が王妃様に何をしたか、みーんな知ってるわ。蛙の子は蛙。エリーゼだってきっと悪い子になるに決まってる。……今からちゃーんと躾けてあげないと……ねっ!」
悪役令嬢の娘として生まれたエリーゼは、亡き母の教えを守り、どれほど虐げられても、殴られても、決して逆らわずに生きてきた。
やがて希少な魔力に目覚め、国境防衛に欠かせない力を持つようになっても、家族から搾取される日々は変わらない。
そんなある日、学院の医師でもあるマックス先生から告げられた。
「きみの魔力庫は壊れている。もって一年だろう」
──余命一年。
「ではもう──我慢していても無意味だということでございますね」
どうせあと一年しか生きられないのなら……
「わたくし、悪女になりますわっ!!!」
余命一年から始まる悪役令嬢の娘の、人生逆転ファンタジー。