あらすじ
断罪も、婚約破棄も、追放も――すべて昨日終わっていた。
目を覚ますと、私は乙女ゲームの悪役令嬢リディアに転生していた。
けれど、破滅を回避する時間はもう残されていない。
公爵令嬢としての地位を失い、北辺の修道院へ送られる途中、リディアを乗せた馬車に死の罠が仕掛けられる。
ゲームでは語られなかった断罪後の世界。
偽造された証拠。
飢えに苦しむ領地。
沈黙する王子と、真実を話せない聖女候補。
やがてリディアは、自分の断罪が王国を揺るがす陰謀の始まりだったことを知る。
しかし彼女が取り戻したいのは、失った爵位や婚約者だけではなかった。
過去の過ちと向き合い、自分自身の人生を選び直すこと。
「悪役令嬢の物語」は、断罪では終わらない。
破滅した翌日から始まる、再起と逆転の異世界ファンタジー。