あらすじ

薩長同盟を成立させ、海軍を作り、国家構想を描いた幕末の英雄・坂本龍馬。 だがその像のほとんどは、司馬遼太郎の小説と後世のドラマが作り上げたものだ。 一次史料――盟約書の裏書、海援隊の帳簿、自筆の「新政府綱領八策」、暗殺犯・今井信郎の供述――を丹念に追うと、そこにいるのは英雄ではなく、肩書きも権力も持たない、身軽な「仲介者」だった。 そして彼が死んだのは、自分の誕生日と同じ日だった。 史料だけで再構成する、もう一人の坂本龍馬。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/17
  • 現在の作品英雄未満、無名以上――一次史料の中の坂本龍馬