あらすじ

15年前、世界中にダンジョンが出現した。 人類は滅亡……しなかった。むしろ、めちゃくちゃ豊かになった。 ダンジョンから産出される「魔石」はエネルギー、医療、農業、テクノロジーに革命を起こし、史上空前の経済ブームが到来。 ここアメリカでは、「探索者(デルバー)」はごく当たり前の職業として認知されていた。 ——もしあなたの考える「職業」が、キャンピングカーで寝泊まりし、ダンジョンからダンジョンへと国中を横断し、モンスターを狩り、レベルを上げ、一攫千金のドロップ品を夢見る狂った生活のことを指すなら、の話だが。 マシュー・ヘイズ(28歳)は、探索者になるつもりなど毛頭なかった。 中堅の物流の仕事を辞め、10万ドル(約1500万円)の退職金を手にしたものの、次に何をすればいいのか全くわからない。 そんな時、暇つぶしに見ていた動画が彼の目を引いた。ピックアップトラックとトレーラーで広大なアメリカを旅する探索者たち。 昼はダンジョンを攻略し、夜は焚き火のそばでビールを飲みながら戦利品を整理する。 「お宝探し付きのロードトリップか。……悪くないな」 だが、旅に出る前に一つだけやらなければならないことがあった。 15年間ずっと放置していた、自分の『ユニークスキル』の査定だ。 そして、その結果は彼の予想を大きく裏切るものだった。 『完全複製(コピー)』—— SSSランク。 他人のユニークスキルが発動するのを見た瞬間、それを完全にコピーできる能力。 劣化コピーではない。 一時的な模倣でもない。 保存できるスキルの数に、上限は一切ない。 今はまだレベル1のため、Cランクまでしかコピーできず、同時に2つまでしか装備できない。 ——そう、「今はまだ」、だ。 かくしてマットはトラックとトレーラーを買い、最初のFランクダンジョンへと向かう。 彼の計画はシンプルだ。 レベルを上げる。 最高のドロップ品を見つける。 あらゆるスキルを組み合わせ、とんでもない最強ビルドを構築する。 そして、このSSSランクのスキルが、自分をアメリカのどこまで連れて行ってくれるのかを見届けることだ。 ◆ ◆ ◆ 本作『ダンジョン・ドリフター』は、ルート(ハクスラ)、ビルド構築、スキルジェム、レア装備集め、そして車中泊のダンジョン・ロードトリップを描いた現代ダンジョンファンタジー(LitRPG)です。 主人公の最大の武器は、ひとつの壊れスキルではありません。 「すべての最強スキルをコレクションし、組み合わせることができる」ことです。 ハーメルンでも掲載してます。本作は海外向けを日本語翻訳してるのでノリが海外向けです。注意下さい。

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カクヨム
カクヨム2026/09/17
  • 現在の作品ダンジョン・ドリフター ~退職金でキャンピングカーを買ったら、放置していたスキルが『SSSランク:完全複製(コピー)』だった件。最強スキルを拾い集めて全米横断の旅に出る~