あらすじ
慶長三年、病床の太閤・豊臣秀吉は、豊臣の血脈を永遠のものとする『伝説の石(賢者の石)』を五大老・五奉行に託した。
通称『太閤石』。
鉄を金に変え、病を癒やし、火薬の威力を数十倍に跳ね上げる未知のエネルギー結晶である。
この石の力を狙った徳川家康は関ヶ原で反旗を翻すが、石の力を解放した石田三成らの「神火兵器」によって文字通り粉砕され、徳川家は改易。
こうして、豊臣家を絶対の頂点とする『豊臣幕府』が誕生した。
それから百数十年。
太閤石の超エネルギーによって世界に先駆けて「超近代化」を果たした日の本は、蒸気機関や電気を遥かに凌駕する『超弩級魔導戦艦』や『電磁抜刀』を配備する、世界最強の超・技術国家へと変貌していた。
だが、その奇跡の石の噂は、大航海時代を経て世界を席巻する西欧列強(イギリス、フランス、ロシアなど)の耳に届いてしまう。
「東洋の島国から、世界を統べる神の石を奪い取れ!」
世界最強を自負する無数の黒船(戦列艦)艦隊が、日の本を植民地にすべく大挙して押し寄せる!
しかし、迎え撃つ豊臣幕府の若き総大将・豊臣秀明は、不敵に笑って主砲のトリガーを引いた。
「黒船来航? いえ、返り討ちの時間です。豊臣を怒らせたらどうなるか、その身に刻んでやろう」
世界の常識を置き去りにした豊臣の超兵器が、列強の近代兵器を完膚なきまでに叩き潰す!
太閤の遺産と世界の命運を賭けた、前代未聞の「大爽快・異世界風架空戦記」が今、幕を開ける!