あらすじ
「わたし、おおきくなったらアランとけっこんする!」
十年前、執事アランと結婚する気でいた公爵令嬢アリアーヌ・シャルムは、身分差を理由に結婚を断られてしまった。「あと十年も経てば世界も変わり、おそらく身分差もなくなっていることでしょう。その時にまだお嬢様の気持ちが変わっていなければ、是非また求婚してくださいませ」アランが言ったその言葉はアリアーヌの心を守るための優しい嘘だったのだが、驚くことにアリアーヌはその言葉を疑わず信じ続けた。そして十年の月日が流れ、アランにプロポーズをしたアリアーヌは再びフラれてしまう。残念ながら、たった十年では世界は変わらなかったのだ。身分差なんかに恋を邪魔をされて腹を立てたアリアーヌは、二人の間の身分差をなくすことを決意する。「上等よ。身分差なんてぶち壊してやるから」