あらすじ

転ぶ。なくす。雨には降られる。 自分は神様に愛されていない――そう信じる女子高校生・那岐は、雨宿りに入った古道具屋で、なぜか一枚の鏡から目を離せなくなる。 値段は、全財産と同じ千三百五十円。 衝動に任せて買ったその鏡は、何でも知っている男の声で話し始めた。 『私は、あなたを幸せにできます』 けれど鏡が命じるのは、髪型を変えること、リップを塗ること、美容室へ行くこと――そして、那岐が絶対になりたくなかった、派手な姉のような姿へ近づくことばかり。 反発しながら指示に従ううちに、那岐の日常も、友人との関係も、家族への気持ちも少しずつ変わっていく。 どうして鏡は、那岐をそこまで幸せにしたがるのか。 不幸体質な女子高校生と過保護な鏡が繰り広げる、笑えて少し心が温かくなる現代ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/17
  • 現在の作品『全財産1,350円で買った鏡の言うとおりにしたら、絶対なりたくなかったギャルになりました』