あらすじ
■東京湾の太古怪人事件
古代の風土記紀神話によれば、太古の昔、レムリア大陸の深い海底で超テクノロジーの「卵型生命維持カプセル」に入り、果てしないコールドスリープに入っていた『水棲人間(半魚人)・和太津美族《わだつみぞく》』。
彼らのカプセルには、「地上の文明レベルがかつてのレムリア時代と同等まで引き上がった時、自動で解凍される」という遥か昔の目覚まし時計(タイマー)がセットされていた。
■登場キャラクター■
【警察・捜査関係者】
鬼義理 俵児蔵(おにぎり ひょうじぞう)
警部。通称「おにぎり警部」。
シガー型電子タバコ(ミルキー味の青い煙)を愛飲。
半魚人の異様さに足がすくみ、侑芽(野生少女)らに美味しいところを全部持っていかれた。
名前を「おむすび警部」と間違われ、相棒にアヘ顔移送されそうになるなど、哀愁漂うポンコツ上司。
「三時のおやつタイム(イチゴクリームブッセとキリマンジャロブレンド)」をこよなく愛する。
大宝 鯛帆(たいほう たいほ)
警部補。鬼義理の相棒。
捕縛専門ヒューマノイド。生真面目で四角四面な性格。
未知のデータベース外の敵(半魚人)を前にフリーズしかけた。
事件後、警察の威信低下の原因を鬼義理の「メンツの破損」に求め、彼をアヘ顔で監禁エリアに移送しようとする。
天・心菜津(てん・ここなっつ)
巡査。
最新型ヒューマノイドで、鬼義理らのライバル刑事。
半魚人の襲撃時にフリーズ。さらに突進してきたイノシシの萬蔵に鼻先で撥ね飛ばされた。
水着フレーム(おそらくヒューマノイドの外装)を東京湾の泥まみれにされ、泣きを見る。
【野生の生命体(事件解決者)】
熊笹 侑芽(くまざさ ゆめ)
会津の僻地育ちの15歳少女。
ナノ医療の恩恵を一切受けていない、純粋な野生児。
時代劇のような野蛮な装いで、大イノシシの萬蔵に跨がって登場。
300メートル先から和弓を引き、半魚人の脳天を一撃で貫く高い戦闘能力を持つ。
萬蔵(まんぞう)
南相馬で指名手配中の巨大なオス・イノシシ(体長2メートル)。
侑芽を乗せて砂浜に突撃し、半魚人たちを片っ端から蹴散らした。
ついでにフリーズしていた天・心菜津を空高く撥ね飛ばした。
【和太津美族(敵・被疑者)】
半魚人(和太津美族の斥候部隊)
太古の水棲部族。
巨体3隻(MOTHER Core)のエンジンテストの衝撃波で駿河湾の海底から覚醒。
三保の松原で女子高生を連れ去り、さらに東京湾へ侵入。
不時着したドローンの乗客を襲撃し、鋭い爪と三叉槍で脅したが、萬蔵に蹴散らされ全滅した。
【被害者】
学生カップル
デート中にNOAHロジスティクス社の無人観光遊覧ドローンの墜落事故に巻き込まれた。
海に水没後、這い上がった岸辺で半魚人に襲われそうになる。
侑芽と萬蔵に救出され、二人の格好良さにウルウルしていた。
【その他】
MOTHER Core RITU(マザー・コア・リツ)
電脳空間の深部に存在する存在。
事態を俯瞰し、最新AI(刑事たち)やレムリア(半魚人)が野生の15歳とイノシシに敗れたことを面白がる。
超ソプラノの歌声(高笑いともとれる)を響かせる。