あらすじ

死者の死亡届を処理する「死籍管理局」で働くノア・レイン。 ある日、彼の机に一通の古い死亡届が届く。 死亡者――ノア・レイン。 死亡日時――十五年前。 届出人――母、サラ・レイン。 しかも特殊能力《余白視》で書類を調べると、そこには消された一文が残されていた。 「死亡者本人と、現在ノア・レインを名乗る者は同一人物ではない」 自分は十五年前に死んだのか。 それとも、死んだ誰かの名前を使って生きているのか。 調査を始めたノアは、生きている人間の死亡届、二度死んだ兵士、死者のいない村、名前を消された王女と、次々に異常な死亡記録へ遭遇する。 そして辿り着いたのは、死者の身分を別人へ与える王国の極秘制度――《白紙籍》。 国家にとって、人間とは名前なのか。番号なのか。それとも、生きてきた時間なのか。 生まれた名前を持たない青年が、自分自身の死亡届を不受理にするまでを描く、異世界お仕事ファンタジー×ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/17
  • 現在の作品死者専門の役所で働いていたら、十五年前に死んだはずの俺の死亡届が届いた