あらすじ
毎日を送っていた、ごく普通の会社員。
頼まれれば断れない性格のせいで、自分の時間を削り続け、いつしか「遊ぶこと」さえ後回しにしていた。
そんなある日、仕事帰りに突然倒れ、人生の最期に彼が思ったのは――
「……もっと、遊んでおけばよかったな」
だった。
目を覚ますと、そこは真っ白な世界。
そこで出会った女性から、自分が死んだこと、そして地球とは別に魔法や魔物が存在する異世界があることを知らされる。
さらに、その世界を支える神々が「天上界統括院」という組織で働いていることを知る。
――死んでも仕事があるのかよ。
そう思った矢先、彼は空席となっている神の座を引き継いでほしいと頼まれる?
何度も断る彼だったが、困っている人々がいると知り、結局話を聞くことに。
しかし、それが就任の始まりだった。
神としての姿に変わった彼に告げられた役割は――まさかの「娯楽の神」。
遊ぶことを後回しにしてきた男が、今度は人々に「遊ぶ楽しさ」を与える側になってしまったのだ。
しかも、彼の姿はかつて姿を消した前任の娯楽の神とまったく同じ。
天上界統括院の神々は、彼を「戻ってきた娯楽の神」だと思い込んでしまう。
仕事に追われ、自分の楽しみを忘れていた男の二度目の人生――いや、神生が始まる。