あらすじ

「いいか、イネス。明日の結婚式では、つつがなく振る舞えよ。お前は平民だが聖女の力だけは評価してやっているんだ。私の子供を産み、国のために魔力を捧げる道具として生涯王家に尽くせ」 王宮の豪華な客室。第一王子ロンバースは顎を乱暴に掴んで言い放った。瞳にあるのは愛情ではない。所有欲と平民への蔑み。 イネスは貧しい村の出身だったが強大な聖女の力を持っていたために王家に見出され、無理やり連行された。本当にいきなりなことで。 それから三年。休みなく結界を張り続け魔獣を浄化し、国民の怪我を治してきた。なのに、報酬が自由を奪われる結婚と一生の軟禁生活だなんて、あんまりだ。 「もし私が拒否したらどうなるのですか?」 「はっ! 平民が王族に逆らえると思うのか? 拒否すれば故郷の村を焼き払う」

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小説を読もう2026/09/17
  • 現在の作品平民の分際で王家に嫁げるなど光栄に思えと強引に迫られたので忘却の禁術をかけて逃亡しました〜私が誰か思い出せないのになぜか国が滅びに向かっているようですがそんなこと知りません〜