あらすじ
たった一人の肉親である1個下の妹・美琴を理不尽に奪われた日から、高校生の火山 阡(ひやま ぜん)の日常は崩壊した。
絶望の淵で彼に出会ったのは、気だるげでやる気ゼロの死神・フーリエ。
本来人間には扱えないはずの死神の鎌をなぜか振るえる阡は、妹の仇を討つため、フーリエとなし崩し的に契約を結ぶ。
しかし、海外勤務の両親が5年に一度しか帰らない完全な一軒家の一人暮らしだった阡の自宅に、フーリエが「快適だから」と勝手に転がり込んできたことで事態は一変する。
冷蔵庫を荒らし、勝手にベッドを占有する厚顔無恥な相棒に対し、阡のキレッキレで冷静沈着なツッコミが日々炸裂することになる。
平穏を侵食されながらも奇妙な共同生活を送る二人だったが、その前に立ち塞がったのは、死神界の幹部アズライールとヘル、そして人間でありながら残酷に死神を狩る金髪の少年・吉野ナナだった。
ナナの一味は死神界の禁忌を犯し、世界の秩序すら揺るがそうと企んでいた。
さらに、自身の身に眠るゼウスの血と、赤ん坊の頃に子供ポストに捨てられた過去の真実が、神々をも巻き込む巨大な陰謀へと阡を引きずり込んでいく。
ふざけた居候に振り回されながらも、失った妹を取り戻すため、怒りと執念を胸に死神の首をねじ切る少年と最悪の相棒による、爽快かつスタイリッシュなダークアクションが幕を開ける。