あらすじ
僕のきれいな、冷たいアルゼ
早く、一刻も早く、次の冬が来ますように
愛しているよ
愛しているよ
僕の優しい、冷たいアルゼ
***
五十年ぶりの大寒波に見舞われた後の、凍った湖の上で、ある老人の凍死体が発見された。
ヴィルヘルム・アンドレセン、七十五歳。
遺品整理のためその屋敷を訪れた役所職員のヨハンは、部屋に山積みになっていたスケッチブックを見つける。
そのすべてに描かれていた、神秘的な美貌の女性。
「アルゼ」と呼びかけられたその女性は、一体何者だったのか――
(※レーティングはしませんでしたが、ふたりが結ばれる描写はあります)