あらすじ
35歳の社会科教師だった俺は、気がつけば赤ん坊になっていた。
転生先は、魔法が存在する近世ヨーロッパ風の世界。しかも新しい父親は国王――つまり俺は、この国の王子らしい。
前世の記憶と知識はそのまま。けれど、言葉も読めない赤ん坊から人生はやり直しだ。
家族に育てられ、魔法を学び、馬に乗り、友人と競い、やがて王子として政治や領地の問題にも触れていく。現代日本では当たり前だった考え方が、この世界では思いがけない武器になることもある。
これは、35年分の人生を抱えた男が、もう一度少年時代を生きながら、一人の王子として成長していく物語。