あらすじ
会社員・岡田英二が朝目を覚ますと、妻の美香が消えていた。
スマホも、靴も、鞄も、すべて家に残したまま。
警察に相談しても、友人を訪ねても、手掛かりは見つからない。
そんな中、英二は電車のホームで奇妙なものを見る。
そして、日常の中で何度も耳にするようになる、意味の分からない言葉。
「開いた」
妻はどこへ消えたのか。
何が「開いた」のか。
調べるほど、英二が見ている日常には少しずつ説明のつかないものが増えていく。
見えているものは、本当にそこにあるのか。
覚えていることは、本当に起きたことなのか。
普通の生活のすぐ隣で、認識が静かにずれていく。
全25話完結の長編ホラー。