あらすじ
――西暦三千年代。文明の崩壊と『魔力』の発見を経て、人類が再び繁栄を築いた世界。
フィレーツォ市で暮らす高校二年生、レイモンド・ベイカーは、どこにでもいる「日陰者」だった。
口うるさい母と、生意気な妹。バカを言い合える数少ない友人たち。そして、つい目で追ってしまう『彼女』と、なぜか気にかかる澱んだ目の『彼』。
少年は少しの物足りなさを抱えながらも、ささやかな平穏を享受していた。
しかし、『結晶病』をめぐる噂を追ったことから、その日常は少しずつ形を変えていく。
自分とは無関係だと思っていた暴力。
その只中で戦う、一人の『傭兵』。
――徒に、人を傷つけるやつが嫌いだ。
だから、無力なままではいられない。
少年は迷い、悩みながら、『傭兵』の背中を追いかける。
その選択が、自分をどこへ連れていくのかも知らないまま。
痛みがあった。苦しみがあった。
逃げ出したいと思った日もあった。間違いも重ねた。
――それでも、これはきっと青春だった。
※思いついた展開を文字として投稿します。矛盾や変更があれば、投稿した話に修正を加えることもございます。
※異世界ファンタジーとは銘打っていますが、転生・転移要素はございません。
※性を匂わせる描写、グロテスクな描写がございます。苦手な方はブラウザバックを推奨します。