あらすじ

ラヴィ。 穏やかなのに、怒れる兎。 砂漠の国では、大蠍を倒した兎。 火山の国では、ドラゴンと共に現れた兎。 東の島国では、オルカと海を駆けた兎。 そして帝国では、勇者と並び語られる英雄となっていく。 やがて王国の聖女が魔王となり、世界は戦へ向かう。 その火種として語られる名は。 「帝国の怒れる兎」 魔王より離反し、有翼種を引き連れて国を渡り歩き、後天的例外種を各国へ売る者。 英雄譚に登場する、ドラゴンの噂を引き連れて。 一方、砂漠の国には別の物語が残る。 その名は。 「虹の架け橋」 砂漠と火山を結び、人とイシュの民を結んだ兎の物語である。 水を巡って怒り。 別れを巡って怒り。 傷つく者を見て怒り。 海を前に怒り。 そして、英雄譚には残せなかったものもある。 命令される怒りから、逃げた兎。 怒りと向き合うために、世界を渡った兎。 その後、逃亡旅団の仲間を世界中へ売る役目を引き受けることになる。 噂になった兎。 怒れる兎。 しょんぼり兎。 へなちょこ兎。 虹の架け橋。 やがてラヴィを描いた絵が残り、物語が書かれ、歌になった。 そして砂漠の国に、ラヴィの名を冠した子どもが生まれる。 『転生、水の都の悪役令嬢——私、悪くないもん!——』から『砂漠の国のティフェレット』へ。 二つの物語に、ラヴィという名で橋を架けるスピンオフ。

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小説を読もう2026/09/16
  • 現在の作品ラヴィ・フィクション