あらすじ
うちにはおおかみがいる。
黒いケモ耳、太いフワフワの尻尾、長い黒髪、すらりとした白い肢体。
そう。
おおかみさんは、犬耳に尻尾の生えた女の子なのだった。
人間の女の子にしか見えないが、狼である。
本人がそう言うので狼である。
服を着ない。
すぐ飛びつく。
勝手にベッドへ潜り込む。
俺を「先生」と呼び、なぜか「つがい」だと思っている。
「犬ではありません」
「人間じゃん」
「わんわん」
「犬じゃん」
散歩、添い寝、狂犬病予防接種。
ときどき発情期。
小説家兼バーテンダーの菅沼と、先生が大好きなおおかみさんの、おおかみだけだいたい裸でお送りする同棲エロラブコメディ。
☆人物紹介☆
・菅沼
印税で生活できない作家兼バーテンダー
ある日とつぜん現れたおおかみさんと成り行きで同棲生活開始
おおかみさんに溺愛されている。なお、菅沼のほうが重い。
・おおかみさん
犬ではない。もちろん人間でもない。
狼です。
菅沼の部屋に突如出現した狼の女の子。
なぜ服を着なければならないのですか。狼には毛皮があるのに(ない)
菅沼を溺愛している。
※『僕は春夏秋冬に囚われている』のセルフパロディです。原作未読でも読めます。