あらすじ
テレス・ルイアード帰還兵である。『最悪の5年』と蔑称される戦争にて魔法兵として数々の殺戮に加担したことにより、彼女には深いトラウマと希死念慮が付き纏った。
生きる意味も夢も失い、戦死した仲間達に義理を立て、死ぬこともできない。生きたまま屍のような人生を送る彼女は、かつての学院時代の知識を生かし、街の薬師として細々と生きていた。
「どうか、どうか……! 妹達を助けてください……!」
そんな彼女の前に、とある姉妹が現れる。
ウルズ、ヴェル、スクルド。『最悪の5年』によって争い合った敵国ノルン。その国を母国とする、人ならざる特徴を持った人種、『亜人』の三姉妹だった。