あらすじ

大学四年が終わりに近づいているのに就職が決まらなかった。 公務員試験もだめ。民間企業もだめ。 ろくに大学へ行っていなかったから成績はさっぱりだったし、そもそも就職活動が完全に出遅れていた。 大学生活でやったことは、安いアパートに閉じこもって文学書に読みふけることだった。 お金は田舎の両親が送ってくれる仕送りに頼っていた。都会暮らしに十分な金ではないから月末には文無し状態になる。 製本工場やガードマンなどをして小銭を手に入れたが、苦しいままなのは変わらなかった。

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カクヨム
カクヨム2026/09/16
  • 現在の作品あの頃の青春