あらすじ

裏東京。 表の東京と表裏一体であるその中心には、魔物が跳梁跋扈するダンジョンがある。 代々、ダンジョンから湧き出てくる魔物の駆除を担ってきた魔法使いの中の一人に【泣き虫】と呼ばれた者がいた。 名を佩月累威。 累威は持ち前の感受性で涙もろく、また固有魔法も役立たずなことから、軟弱物として見られることが多い。直接的に馬鹿にされることも少なくなかった。 そんな理由もあって累威に与えられた役目は前線で戦うでも、支援を行うでもない、魔物との戦いで犠牲になった者たちを回収する屍拾い。 究極的に言えば魔法使いでなくてもいい役割を与えられた累威は、それでも腐らずに真面目に職務を全うしていた。 そんな折り、累威はずっと不可解に思っていた自身の固有魔法の正体を知る。 倒した魔物から発生する涙石を食うことで能力を獲得する魔法。 自身の真価を知った累威は、魔物から成る涙石を幾つも喰らい、獲得した能力で自身を強化し続ける。 そうして見違えるほど強くなった累威の活躍によって、泣き虫の汚名は徐々に返上されていくのだった。

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カクヨム
カクヨム2026/09/16
  • 現在の作品泣き虫魔法使いは貴女の隣りで戦いたい ~出来損ないの固有魔法が実は魔物から能力を奪う無限強化だった件~