あらすじ

「君の作った資料、全部フォントがダサいからクビね。センスのない人間はいらないよ」 横柄な課長に理不尽な理由で即日解雇された社内SEの俺。 反論するのも面倒なので、その場で担当タスクを終了し、課長の指示通り管理者アカウントも停止して会社を去った。 そして翌朝。 カフェでモーニングを楽しんでいると、課長から着信が二十件以上。 「基幹システムが立ち上がらん! 受発注も顧客DBも全部止まってる! 頼むから戻ってくれぇぇ!」 昨日「ダサい」と捨てられた資料は、基幹システムの運用・復旧手順書。 しかも等幅フォントにしていたのは、保守コマンドを一文字も崩さず表示するためだった。 「給料を倍にする! 戻ってくれ!」 「『センスのない無能』は、御社には必要ないんですよね?」 電話の向こうで専務が激怒するなか、課長の番号を即ブロック。 有休と退職金を確認した俺は、そのまま温泉へ行くことにした。

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カクヨム
カクヨム2026/09/16
  • 現在の作品「君の作った資料、全部フォントがダサいからクビね」と言われたので退職したら、翌朝会社の基幹システムが完全崩壊していた