あらすじ
ついに「反電気物質」が地上に現れた。
この物質は電気を無力化させる。さらには電線や電波を通じ感染を広げ、つながったすべての電気をも消滅させる。
一方、
若い電気工事士、今泉才は、犬猫保護活動家の橘あやめに恋心を抱く。
今泉はあやめの誘いに応じ二人で小動物管理センターを襲撃し、殺処分されることになっている犬猫たちを解放することに成功する。
しかし今泉は逮捕される。
今泉は留置所で年老いた学生運動の死にぞこない鈴木弘老人と出会る。鈴木老人はこの警察署にかつてともに学生運動で闘った同志の骨と「反電気物質」を取り戻しに来たと語る。
一方「物質」の拡散を何としても阻止したい巨大企業の経営者日高源一、浩史親子も街のならず者たちを組織して警察署を襲わせ「反電気物質」を手に入れようとしていた。
「物質」を手に入れるため警察署を舞台に火花を散らす革命家と資本家。その両者を迎え撃つ国家権力(警察)。
三つ巴の戦いに今泉を助けにきた橘あやめも加わり大暴れ。
大騒動の末、結局「反電気物質」は今泉とあやめ、それに二人が助けた鈴木老人の手に落ちる。
人間の横暴から動物の命を救いたいあやめ。
資本家の搾取から労働者を救いたい鈴木老人。
目的は違えど、人類の活動を止めたい点で共通しているあやめと鈴木老人は意気投合する。
「反電気物質」を使用して不夜城東京から世界の電気を消滅させようと3人は新宿都庁ビルの展望階へやってくる。
しかし今泉は嬉々として社会を破壊しようとするあやめと鈴木老人に対し次第に疑問を感じるようになる。
そしてついにあやめは「反電気物質」の詰まった電球をソケットに差し込む。
ソケットの先には全世界の電気が広がっていた。