あらすじ
「わたくし、アルヴィン様のことが好きなの」
親友エルミーヌから打ち明けられ、自分の恋心を封じた侯爵令嬢リディア。
二年後、二人の婚約を知らされ家を出ようとした夜、アルヴィンから「ずっとお前が好きだった」と告白される。
互いの想いを知った二人は一夜を共にするが、翌朝、すべてを知ったエルミーヌから「二度と戻ってこないで」と告げられてしまう。
アルヴィンの将来を思い、何も告げず王都を去ったリディアは、その後、自分が彼の子を身ごもっていることを知った。
妊娠を知らせる手紙にも返事はなく、彼はエルミーヌと結婚したのだと思い、一人で息子を産み育てることを決意する。