あらすじ
現代。異形や超能力犯罪者が跋扈する裏社会で、千歳刹那(ちとせ せつな)は生きていた。
幼い頃の過酷な実験で感情を失い、ただ「世界最強の氷操作能力(絶対零度)」と「天才的な頭脳」だけを持つ彼女に下された、新たな任務。
それは、国内屈指の超能力名門にして、国民的トップ女優でもある一条院光莉(いちじょういん ひかり)の『お世話係兼ボディーガード』だった。
天真爛漫でお転婆、隙あらばゼロ距離で甘えてくる光莉。
「もー、せっちゃーん! 今日はお野菜残さず食べたから、褒めてー!」
「……光莉様、私はあなたの母親ではありません。あと、背後に暗殺者が迫っています」
「せっちゃんが凍らせてくれるから大丈夫!」「(……それはそうなのですが、距離が近すぎて私の心臓がフリーズしそうです……っ)」
戦闘やお世話の時はクールな鉄壁メイド。だけど、2人きりの部屋で限界お姉様に攻め立てられると、途端にキャパシティオーバーを起こして耳まで真っ赤になってしまう――。
芸能界を揺るがす能力悪用事件、傲慢なライバル令嬢、そして世界を狙う闇の組織『ファントム・ヘイロウ』。どんな脅威が迫ろうとも、主を泣かせる悪党は、刹那が絶対零度の氷で指先一つで粉砕する!
多くの事件と出会いを経て、心なき最強少女が本当の笑顔を取り戻すまでの物語。