あらすじ
職場で囁かれていた、奇妙な噂。
――どこかの工場に、何でも回収してくれる清掃員のオバケが現れるらしい。
くだらない噂だと思っていた新入社員の男だったが、帰宅途中、廃工場で白い人影を目撃する。
窓を拭き、無言で掃除を続ける“清掃員”。
男は半信半疑のまま、職場で気に入らない女性社員たちを「回収してくれ」と願った。
すると翌日から、一人、また一人と会社に来なくなっていく。
静かになった職場に満足する男。
そして次に彼が回収を願ったのは——上司だった。
しかし、再び廃工場を訪れた男に、清掃員は問いかける。
「…………報酬は?」
何でも回収してくれる清掃員。
その“本当の仕事”とは——。