あらすじ
三十八年間勤めた会社を定年退職した。
明日からは、毎日が休み。
そう思っていた。
ところが、妻を仕事へ送り出した家には、洗い物、洗濯、掃除、買い物、そして夕飯作りが待っていた。
「俺、結構こういうの好きかもな」
そんな自分に戸惑いながらも、愛犬ラッキーと過ごす時間は、少しずつ増えていく。
会社員だった頃には気づかなかったこと。
妻が当たり前のようにやってくれていたこと。
そして、仕事を辞めたことで初めて見えてきた家族との時間。
これは、三十八年間働き続けた一人の男が、定年退職をきっかけに「自分の居場所」を探していく物語。
笑って、少し切なくて、時々胸に刺さる。
そんな第二の人生が、今日から始まる。