あらすじ
本作は三国時代を題材とした歴史IF作品です。史実を参考にしていますが、人物の生没年・出来事の時期や順序・人間関係など、史実とは異なる設定・展開があります。
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卒業論文の資料を集めるため、三国志の特別資料展を訪れた大学生・凌華。
そこで彼女は、一本の古い長剣に目を留める。
しかし突如起きた事件に巻き込まれ、薄れていく意識の中で、凌華は聞くはずのない声を聞いた。
「――やっと見つけた」
次に目を覚ましたとき、そこは約千八百年前――三国時代だった。
戦乱の世で凌華が出会ったのは、後に呉の名将・陸遜となる青年、陸議。そして孫策、周瑜、呂蒙ら、かつて歴史の中でしか知らなかった人々。
帰る術も分からないまま、凌華は彼らと生き、戦い、やがて本来触れる事もなかった歴史そのものに関わっていく。
歴史を変えることは、人を救うことなのか。
与えられた“もうひとつの時”を、人はどう生きるのか。
三国時代の呉を舞台に、時を越えて受け継がれていく命と想いを描く歴史IF物語。